今回は、すずかけの「大人の活動」…
すなわち、保護者によるすずかけの木の自主運営の一場面をご紹介します。
冬の空気いっぱいの12月6日金曜夜7時。
すずかけのおうちに、こうこうと灯りがともっています。そこへ、白い息を吐きながら次々と大人たちが集まってきました。
今日は、運営委員と、話し合いに参加を希望する保護者、そしてスタッフが集まっての臨時運営会議があるのです。
ちぎり絵用の柔らかい和紙をたくさんいただきました。
きれいな色がいっぱい…! せっかくなので、「和紙を使ったものづくり」に挑戦しました。
この日は小学校は、土曜日にあった公開研究会の代休。
すずかけは朝から1日、たっぷり時間のある日です。
すずかけが出来たばかりの2014年5月に、ご本人は了承したかどうかわからないのですが、すずかけの仲間になった、すっぽんのスッポくん。
あれから5年半、子どもたちにエサをもらい、顧問のアッキーノに水を替えてもらって、すこーしずつ、すこーしずつ大きくなりました。
最初は小さな子どもの手のひらほどの大きさだったのが、今や大人が両手で持てないほど。
スッポンという通り、噛まれると怖いなと思うようになりました。
大きめの水槽も窮屈そうだし…どうしようか…生きていけるところに戻る…?
河川の水質や生き物に詳しい人に聞いてみると、水がたっぷりあって、エサになる生き物がある野川に離したらいいんじゃないか、とアドバイスをいただきました。
最初にスッポくんを見つけてつかまえた、たけも6年生。
「逃がそうと思うんだけど、どうかな?」と聞いてみると、「いいんじゃない」とニヤリ。
「じゃあ、おれが家で飼えないか聞いてくる!」と言っていた、3年のきおも「大きすぎるって言われた…」
やっぱりスッポくんを自然に返そうか。ほかのみんなも賛成したので、スッポとさよならすることになりました。
もうすぐ、明星学園でバザーがあるので、その前にすずかけのお庭に
お花を植えよう!と、保護者のお庭係さんたちが来てくれました。
土を掘り起こし、植える予定のお花を並べていると…
「何やってるの~?」3年生のこうくんを筆頭に、興味しんしんの子どもたちが次々やってきました。
「球根、植えてるの~」と係の人が返事をすると、
「え、何? ぎゅうどん?」と子どもたち(笑)。
聞きなれない言葉だったよね、きゅうこん、ですよ、きゅうこん。食べられません!
子どもたちは話を聞くと、「やりたい! やりたい!」の嵐。
「やったことあるよ!」という子もいて、お庭係のお母さんに植え方を一度教わると、
わりと慣れた手つきでさくさく植えていきます。
9月に入りながーい夏休みを終えて、通常授業に戻りつつある、とある日曜日。
すずかけの保護者会と、夏休み中に子どもたちが作った作品の展示が行われました。
夏休みの間、ものづくり担当のいっちゃん(顧問の一瀬清先生)に教えてもらって、
あかねで染色し、模様を工夫してトートバックを作ったり、
アケビのツルでカゴを作ったり、万華鏡を作ったり…たくさん手を動かし、あれこれ楽しく考えて作った作品が、ズラリと並んでいました。
すずかけのおうちは、1階と2階があって、
1階はカプラやコマなどのおもちゃもあるし、元気に遊ぶ場所、
2階は読み語りや絵を描いたりして静かに遊ぶ場所、ということになっています。
が…
いつも2階にいる、おやつスタッフのあっさーは見た!
子どもたちが2階でしていることを……!
8月15日終戦記念日の前後は、顧問のかわちゃん(川手晴雄先生)が中心となって、毎年「平和を考える」活動をすることにしています。
昨年は、東京大空襲の時、幼稚園に通っていて命からがら逃げ延びた西尾静子さんのお話をみんなで聴きました。
今年は、日本ユニセフの方に講演をお願いして、
8/14(水)に来ていただきました。
すずかけの木では、毎年夏休みに、大きな生き物の絵をみんなで描いてみる、という活動をしています。
社会科の先生だった顧問のかわちゃんが、古代に生きていた生物の大きさを実感するための授業で行っていた活動。
今年はは初心にかえって、マンモスを描きます。
最初に、かわちゃんからマンモスの話を聞きました。
ロシアで発掘されたマンモスの死骸から、マンモスが現代に復活するかも?!
と話題になっていることも知って、「描いてみよう」ということになりました。
まずは、模造紙を貼り合わせて、大きな紙を作るところから。
できた紙は、すずかけの2階いっぱいに広がります。
みんなで紙の上に乗っかって、下書きからスタートです。
夏休みが始まって1週間。
この日、木工室の前のプラタナス広場に積んである材木置き場から、大量のカブトムシが捕れました!
この材木は、前の台風で井の頭公園の木々が倒れたとき、見事な大木なのでいただけないかと明星の木工の先生たちが交渉、OKが出て公園から運んできたものです。
リヤカーで6往復!の重労働だったそうです…先生方、ありがとうございます!
木工室の前に積まれた大木は、絶対に虫たちには最高のゆりかごだなあ…と思っていました!
案の定、大量に誕生していたようです!
この日は、もはやカブトムシ乱獲状態となり、
みんながワイワイと盛り上がり、カブトムシと楽しく戯れるなか、
3年のきおくんは1人、うっとりするような「虫愛づる」表情で、
上から下までじっくり観察していました。
いよいよ、待ちに待った夏休みが始まりました!
今年はまだ梅雨のなか…雨の日が多いのですが、晴れ間があれば(小雨でも!)みんな外へ飛び出していきます。
夏休みは、一輪車でいっぱい遊べます!
始めはポールにしがみつくようにして
一輪車に乗っていた、2年生のふっきーも
いまや手放し&手つなぎOK!
同じく2年のういちゃんと技を磨いています。
「あれ、やってみよう」「え~、できないよ」…いつかできるようになりたいと思っているのは、先輩たちがよくやっている、2人で手をつないでクルクル回る技です。
夏の間にできるようになるかもね!
7月に入ると、第2週目からは短縮授業。
夏休みも、もうすぐそこ!です。
4月からの4カ月足らずの間に、1年生もすっかりすずかけになじみました。
写真は1、2年生が鬼ごっこしようと、
「鬼決め」をしているところ。
皆で片足ずつ出して、1人が「鬼決め、鬼決め…」と言いながら、1足ずつタッチして行き、言い終わった時に触られていた足の持ち主が「鬼」になります。
みんなの足をタッチする係をしているのは、最初、鬼ごっこのジャンケンにもうまく入れなかった1年生男子。いまや、堂々たる「鬼決め」ぶりです。
この日は、新しく来てくれたスタッフの
なつくんも入って、みんなおおはしゃぎ。
こんにちは!
この春から「すずかけの木(以下すずかけ)」に入会した1年生の保護者です。
今回は、4月に入学してから最近までの、
すずかけでの息子の様子をレポートします。
家庭から垣間見えた、新一年生のすずかけでの過ごし方の
一端をお伝えできるとうれしいです。
これは、4月が始まってすぐの写真。学校が終わってから、桜の花びらでピンクになっているさくら大通りを通って、すずかけへ行く子どもたちです。
子どもたちが放課後を過ごす、学童クラブのさらに放課後。
スタッフがその日の気がついたことや、気になったことなど話すミーティングが
毎日熱く、楽しく行われています。
今日はそこに、ひょっこり9年生(中学3年生のことを12年一貫の明星学園ではこう呼びます)になった、ゆうとくんが顔を出してくれました。
1年生が4月に入学して1ヶ月あまりが経ちました。
1年生は、まず学校へ通学する毎日に慣れることが第一。
最初の1週間は授業は3時間で終わり、翌週は4時間、その次は4時間とお弁当…と、少しずつ学校の時間が長くなっていきます。
すずかけの1年生は、その間、すずかけで長い放課後を過ごします。
宿題が出るようになってからは、すずかけに来るとする宿題をするという子たちも…
その横で、カプラでの遊びが始まります。
4/20(土)、今年度最初の明星学園小学校学校説明会が行われました。
すずかけの木も、紹介パネルを掲示させてもらって、説明会参加者からの質問に答えます。
今回、担当したのは、すずかけの木の保護者で「広報係」の5名です。
今年度最初の学校説明会とあって、200名近くの方が参加とのこと!
2019年度が始まりました!
すずかけの木では今春、過去最大の23名の新1年生を迎えます。
4/8(月)小学校入学式の後、いちょうのホールで、
すずかけの木の新1年生歓迎会が行われました。
今年は寒かったり暖かかったりを繰り返していたせいか、
桜が残っていて、桜吹雪の中を1年生がやってきました。
2/16(土)、すずかけの木で、初めてのフリーマーケットが開催されました!
かわいい手作り品、サイズアウトした体育館履き(これは学校指定の滑らないシューズを履くことに決まっているのですが、あっという間にサイズが小さくなってしまうのです)や、子ども服などが色とりどりに並んで、いつものすずかけのおうちが、楽しいお店になりました。
手芸が得意な保護者の手作り作品が、今回の1番人気!