すずかけの木には、5人の顧問の先生方がいらっしゃいます。
どの先生も、長く明星学園で教えられていた、名物先生。
そして、すずかけの木の子どもたちのために、それぞれ活動をサポートしてくださっていました。
そのなかのひとつ、いっちゃんこと一瀬清先生の「ものづくり」。
いっちゃんは、明星学園で小学校の校長先生をされていた先生で、
明星学園の「みいつけた」の活動や、鉄づくりなど、おもしろい授業をたくさん作られた先生です。
すずかけの木では、子どもたちとものづくりの時間を持ってくださっています。
いっちゃんのものづくりでは、「自然のものに触れること」「自分で選ぶこと」「お互いに学び合うこと」を大事にしてくださっています。
草木染めやエンピツ作り、アケビのツルを編んでカゴづくり…など、明星学園の子どもたちにはお馴染みのものがたくさんあります。
そんなものづくりを、すずかけの子どもたちと一緒に続けてきていたのですが、今年はコロナ禍というなか、しばらくお休みとなっていました。
いっちゃんと相談し、子どもたちが密にならないよう、対策をして、ものづくりも再開することにしました。
9月は2回、ふしぎなマジックスクリーンと万華鏡作りでした。マジックスクリーンは、絵を描いた紙を入れて出すと、ふしぎやふしぎ、絵がカラーになって出てくる!というもの。
楽しいしかけ遊びです。
万華鏡は、ビー玉を使い、ビーズなどそれぞれが好きな中身を入れます。どれもきれいな模様! いつまで眺めていても飽きません。
10月は、ノート作りです。
2回にわたるものづくりで、1回目はまずノートのカバーにする紙を染めました。
思い思いに色を選び、模様のつけ方を工夫します。
友達のを見て、「あ、あれいいな、ちょっとまねしてやってみよう」と広がっていくことが、楽しいところです。
できあがった色紙は、まさに「みんなちがって、みんないい」!
どれも、味がある素敵な仕上がりです。
これを新聞紙に挟んで、乾かします。
次回は、この紙を使ってノートにします。
世界で1冊だけのノート作りです。
できあがるのが、楽しみだね!
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