すずかけ運動会、開催!

夏休みも折り返した8月19日(木)、

青空が広がる暑い日でしたが、熱中症と感染対策にも気をつけながら、

「第1回すずかけ運動会」を開催しました!

 

学校にもたくさんご協力をいただいて、

学校の運動会と同じ「4色」にチーム分け。

赤・黄・青・白それぞれのチームの団長を高学年が務めます。

 

午前中10時スタート。

学校からお借りした団旗のもと、入場です!

午前中の競技の最初は、まずリレー。

各チームから、子どもたち7人を出して、競います。

学校から「体育の授業で測ったタイム表」を参考にさせていただくことができたので、

チームごとの力はだいたい均等になっています。

 

出たい人は「1番を走りたい!」「アンカーになりたい!」と盛り上がり、走りたくない子は「頑張ってね~」と応援です。

 

各チーム、1年生の順番や、アンカーなども、上の学年の子どもたちが中心になって、みんなが納得できるように決めていきます。

  

走る順番が決まったら、子どもたち、自然にバトンの練習を始めました。

最初は積極的じゃなかった子たちも、「もう少し早く走り始めた方がいいよ」とアドバイスしたりして、本番に向け、だんだん盛り上がっていきます。

いよいよ本番!

「よーい、スタート!」の掛け声で一斉に1番走者がスタート。

 

各チームで相談して決めた1番走者は、1年生だったり、2年生だったり、学年もいろいろですが、みんな一生懸命走る、走る!

 

あっという間に2番手、3番手…と進み、ラストまで声援が響きます。

勝ったチームは大歓声。

でも、みんなの力走に大拍手。走った子どもたちは息を弾ませながら満足そうです。

 

お次は玉入れ。

グラウンドいっぱい使って、距離を取って設置。リレーで走る時以外はマスク着用です。

 

玉入れは、リレーを走らなかった子たちも、

「やってみようかな…」と参加。

4色の玉と玉入れのかごをみたら、入れてみたくなるよね!

 

時間もあるので、1分勝負を3回やりました。

数えるのも楽しい、玉入れ。

こちらはなんと、何度やっても同点1位という仲良しな結果になりました。

 

午前の最後は、子どもたちの希望もあり「スタッフのリレー」。

運動会をすることが決まってから、何度か「リレーの練習」をしていたのですが、

その時に入ったスタッフが走るのがとても速くて(もちろん若手のみ)、

子どもたち、その姿が見たいのです。

 

各チーム、「ベテラン枠」も設置され、スタート!

大人たちもそれぞれ激走し、子どもたちも大声援で、盛り上がりました。

 

すずかけのおうちに戻って、涼みながらお弁当を食べたあと、午後の競技は「綱引き」です。

 

赤・黄の「赤系」と、青・白の「青系」で対決するのは、学校の運動会と同じです。

高学年男子が大活躍!

こちらも3回勝負をしましたが、高学年男子パワーか、青系が強かった!

 

熱中症にも気をつけて、みんなに水分補給は呼びかけていましたが、

途中で、おやつスタッフ特製レモネードが振舞われました。

「美味し~い!」「飲んだ方がいいよ、美味しいよ」とみんな大喜びで、とても積極的に水分とミネラル補給ができたのでした。

 

 午後、もう一度チーム別リレーをしました。

実は人数のカウントを間違ってしまい、優勝チームが一番速く走っていたチームじゃなくなるという失敗があって、やり直しになる場面もありましたが、最後まで走り切りました。

 

最後に成績発表があって、勝ったチームは大喜び。

負けたチームも、楽しかったよね!

…と思いきや、ものすごーく、涙ぐむほど悔しがっていて…。

午前中はあまりやる気なさそうに見えたのに、集中していたんだね。

 

そんなに気持ちいっぱいで過ごせた運動会、本当にやってよかったと思いました。

実は直前まで、熱中症対策、感染対策をいくらしても「今やっていいのか」という心配がありました。

でも、スタッフ話し合いの結果、何もイベントができない夏休みのなかで、子どもたちの楽しいイベントを作ろう!と実施を決定。

実際にやってみたら、団長をしてくれた高学年を中心に、下の学年に声をかける先輩らしい様子や下の学年の子たちが上の学年についていく様子が見られ、1日の間に、チームがどんどん「仲間」になって、子どもたちの顔つきが変わっていきました。

最後の涙ぐむ子どもたちも含め、みんな、いい顔になれた運動会。

ぜひまた来年も「第2回」を実施したいと思います!

 

今回、若手スタッフが事前練習やチーム分け、グラウンドの整備、道具の準備・片付けなど、大活躍してくれましたが、彼らも多くは明星学園卒業生。かつて運動会実行委員長だった人もいます。

そんなスタッフの姿も、身近なお兄さん・お姉さんの様子として子どもたちの記憶に残るといいなと願っています。