すずかけ夏の1ページ 2022 【保護者のブログ】

7月になり夏休みに入りました。

 

わが娘も、一日中すずかけで遊べることをとても喜んで、毎日過ごしています。

 

当初入学検討時は、学校の中に、学童が存在するという意味を理解できていなかったのですが、今ではそのありがたさを噛み締める今日この頃です。

 

そんな新米保護者の私ですが、入学直後の、保護者会などで聞いていて気になったワードがありました。

 

それが「池ポチャ」。

なんともチャーミングな名前ではないでしょうか? 

すずかけでは「池ポチャ」が日常茶飯事というような話を聞いて、普段の中の様子を知らない身としては一体何が行われているんだろう。うぅー気になる―!と体がむずむずしてきました。

 

そんなある日、わが子が、びちょびちょになった靴で帰宅してきて、池ぽちゃしたというではないですか!

これは千載一遇の好機と思い、何をやっていたのか? どうして落ちることになったのか? など根ほり葉ほり聞いてみました。

 

娘の回答は「エビを釣ってたー」、「虫を追いかけてたら、落ちたー」といったもので、そもそもエビが小学校の中にいるの? など、更に謎が深まるばかり。

 

これは現場で見るしかあるまいと、保護者会の後や子どもの送迎時にこそっとみてきました。

現場にいくと、まさにそこに生態系のワンダーランド、ビオトープがあるじゃないですか!

 

そこには小さいエビや、メダカ、アメンボ、カエルなど、小さい頃、自分も夢中になった生物がたくさん。

 

 

さらに子どもが乗れる小石などあって、これは楽しそう! 毎週子どもが池ポチャしてくる理由が腑に落ちました!

 

今、環境破壊が社会課題として語られることが多いですが、

まずは、小さい頃から自然と親しみをもち、自分と一体のものであるという実感をもつことが重要なのではと思うことがあります。

 

そして、すずかけの木で、自分の子どもが、自然と当たり前のように触れあいながら遊び、学んでいることに誇りを感じました。

 

 

 

なんてぼーっとしながらビオトープ前で考えていると、むこうからメガネの少年が、全快の笑顔でハイタッチ!

 

小学校ってこんなに楽しい場所だったけ? など思いながら歩いていると、木の上から、ものすごい音量でセミの声のシャワーが降り注いでいました。

 

 

あぁー夏ってこんなんだったなぁと遠く過ぎさりし少年時代を回想できた、夏の日の一日でした。

 

【1年保護者】