お盆が明けた8月19日、書道家の鈴木ゆう子先生に来ていただいて、「書に親しむ」時間を持ちました。
鈴木ゆう子先生にはこれまでにも何度か来ていただいていますが、明るい声でた~くさん褒めてくださるので、子どもたち嬉しくなって、書道を習い始めた人も多数います。
ゆう子先生は、元明星学園の保護者でもあり、明星の子どもたちの感じもよくわかってくださっています。
低学年のみんなには、まずは、お道具の説明から。
明星学園には「書道」の時間がないので、筆を触るのも、硯を見るのも初めて!という子が多い中、
先生がひとつひとつ、クイズを出したりしながら、教えてくださいます。
お道具を教わったら、さっそく書いてみよう!
まず最初に書いてみるのは、まっすぐな線です。
1枚の紙にたくさん線が書けるように、やってみよう!という先生の声掛けで、できるだけ細く書き始めます。
みんな、集中しています。
これが筆を扱いにもつながっていきます。
お次は、筆でぐるっと「〇」を書いてみます。
「これは”円相”と言って、難しい言葉だけど、宇宙全体を表すとも言われているんだよ~」と先生が解説してくださいました。
みんな、それぞれの「〇」を書いてみます。
どれも味があって、いい!
好きな色の画用紙に貼って、作品に仕上げました。
その後は、書きたい字を書いてみよう!
ということになり、
先生が出してくれたお手本から
好きな字をそれぞれ選んで練習しました。
歩、日、青、行、風…
先生が「うまく書けるコツ」をおしえてくださいます。漢字はなかなか難しいけど、何回も書いてみていました。
最後に先生から種明かし。
この漢字は、みんながいつも歌っている「ゆかいにあるけば」の歌詞に出てくる漢字でした!
高学年は、ほとんどが、以前にもすずかけで書道をしたことがある子たちです。
まずはリラックスして、筆を使ってみよう!ということで、「へのへのもへじ オリジナル」をやってみることになりました。
いわゆる「へのへのもへじ」を
自分で違う字に変えてみたりして、オリジナルのものを作るのです。
…みんな、アイディア豊富で、いろんな顔の
へのへのもへじができあがりました。
へのへのもへじで肩慣らしをした後は、「自分の夢を書いてみよう!」とゆう子先生。
字で書いて、飾っておくと、叶う確率が高くなるよ、との一言で、
みんなちょっと真剣な顔になって、それぞれ書き始めました。
野球選手になりたい子は「野球」、「女優」と書いている人もいました。
中には、肉が食べたいからと「肉」と書く子も…
「あ、私も肉、大好き!」とゆう子先生。
楽しく、和やかに筆が進みました。
この日、出席した子どもたちは83名!
1年生、2年生、3年生、4年生以上…と実に4回に分けて、先生にご指導いただきました。
硯の周りが墨だらけになってしまう1年生から始まって、朝から1日で
さぞかし先生お疲れでしょう…と思いきや、ゆう子先生は「楽しかった~!」と一言!
「みんな、主張があっていいですね~。また冬にもやりましょう!」と言ってくださいました。
よし! では次は冬に書初めかな…!
楽しみです。
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