8月は夏休み。低学年の頃は毎日のようにすずかけに通っていた娘も4年生になり、自宅で仲の良い友達と過ごすことが多くなりました。
今月は学校に足を運ぶ機会がありませんでしたので、少し趣向を変え、学校説明会にいらした方々からよくご質問をいただく、保護者の係活動をご紹介します。
すずかけの木は、保護者が自主運営する組織です。
保護者は、年次総会、定例の保護者会などに参加し、運営方針に関する意思表示をすることで、すずかけの木の運営にかかわります。
この他、それぞれが係としての担当を持ち、すずかけの木の運営に必要な活動を推進する、という役割も担っています。
(↑写真はコロナ前の総会の様子です。コロナ禍ではオンラインで行っています)
よくご質問をいただくのですが、保護者が「すずかけのおうち」に常駐して実際のオペレーションを行うということではありません。
夏休みも折り返した8月19日(木)、
青空が広がる暑い日でしたが、熱中症と感染対策にも気をつけながら、
「第1回すずかけ運動会」を開催しました!
学校にもたくさんご協力をいただいて、
学校の運動会と同じ「4色」にチーム分け。
赤・黄・青・白それぞれのチームの団長を高学年が務めます。
午前中10時スタート。
学校からお借りした団旗のもと、入場です!
午前中の競技の最初は、まずリレー。
各チームから、子どもたち7人を出して、競います。
学校から「体育の授業で測ったタイム表」を参考にさせていただくことができたので、
チームごとの力はだいたい均等になっています。
出たい人は「1番を走りたい!」「アンカーになりたい!」と盛り上がり、走りたくない子は「頑張ってね~」と応援です。
各チーム、1年生の順番や、アンカーなども、上の学年の子どもたちが中心になって、みんなが納得できるように決めていきます。
走る順番が決まったら、子どもたち、自然にバトンの練習を始めました。
最初は積極的じゃなかった子たちも、「もう少し早く走り始めた方がいいよ」とアドバイスしたりして、本番に向け、だんだん盛り上がっていきます。
暑い暑い夏休み。
8月に入ると、今年も、広島と長崎に原爆が落とされた日、そして終戦記念日が近づいてきます。
こんなに暑い季節だったんだな…と想像します。
すずかけの木では、毎年この時期に「平和を考える」活動を行っています。
以前は、東京大空襲を体験された方に来ていただいたり、ユニセフの方からお話ししていただいたりしたのですが、コロナ禍で、昨年に引き続き、今年も外部の方にいらしていただくことはできませんでした。
でも、すずかけの木の顧問の先生方を中心に、できる活動をしようと、8月2日週の初めに、まず顧問のかわちゃん(川手晴雄先生)から、広島と長崎に原爆が落とされたお話をしてもらい、平和を願って千羽鶴をみんなで折ろう、と提案してもらいました。
広島に1000羽、長崎に1000羽、合計2000羽を折ります。
毎年のことなので、上級生は慣れたもの。
どんどん折りながら、「数を数える紙を作ろうよ」と初日から作業が着々と進みました。
夏休みの間、顧問のかわまっちゃんこと、川松泰美先生が、週に1度、絵本の読み語りをしに来てくださっています。
この週は、かわまっちゃんも読み語りの本の内容を、「平和を考える」活動に沿ったものにしてくださいました。
読み語りは、いつもは低学年中心に楽しい絵本を読んでいただくので、高学年は「聴きたい人」だけが参加しています。
でも「平和を考える」活動の週は、全員で聴くことにしました。
いよいよ、待ちに待った夏休みが始まりました!
梅雨もあけて、毎日ものすごく暑い日が続いています。
でも子どもたちは元気いっぱい。
朝から1日たっぷり時間があるので、好きなことを飽きるまで楽しんでいます。
「すずかけの木」の名前の由来でもある、プラタナス(すずかけ)の木の周りは、虫の宝庫!
2年ほど前に台風で井の頭公園の木が倒れたのを、木工の先生たちが苦労して運んでこられたのですが、それがちょうどいい具合に朽ちてきて、立派なカブトムシがいるのです!
(写真↓)
カブトムシのほかに、コクワガタもいます。
虫好きの子どもたちは、みんな、虫が獲れると大喜び。獲った子は誇らしげです。
顧問のいっちゃんが、ペットボトルで作る虫かご「パックンチョ」作りを、夏休みの最初にしてくれました。
虫を持って帰りたい人は、これに入れて帰ります。