5月になり、すずかけのお庭では、はつか大根が収穫の時期を迎えました。
4月に種まきをしたばかりですが、
さすが「二十日」大根!
あっという間にツヤツヤの赤い実ができました。
「やりた~い!」という子どもたちが集まって、顧問のかわちゃんと一緒に収穫作業です。
一緒に植えた赤紫蘇も、赤むらさきの葉を茂らせ始めています。
さて、この日は、大きな段ボールが手に入ったので「おうちを作りたい!」ということになりました。
「はさみ貸して!」
「ガムテープ貸して!」
みんなでワイワイ作り始めました。
おうちっぽくなってきたな…というところで、なんとアクシデント!
サッカーボールが飛んできたのをきっかけに壊れてしまいました…。
落ち込む間もなく、もう一度作り始めました。
今度はなんだか近代建築風…⁈
サッカーボールを飛ばしてきた高学年メンバーも入って、さらにワイワイ…!
前より頑丈な家ができました。
なんだか、三匹のこぶたの家のようにグレードアップしていきます。
中には、床も敷いてあって、
キッチンもあります。
獲れたてのはつか大根を調理しようとしているのでしょうか!
自給自足のようでおもしろいです。
このおうちに入るための「カード」作りも始まり、いろんな学年の子が入れ替わり立ち替わりして参加して、とても楽しそうでした!
★5月のフォトギャラリー
(上左)ある日のおやつ。おやつスタッフのあさりちゃんによる力作マフィン。
(上右)焼きあがったマフィン2種。ベリーとかぼちゃです!
(下左)みんなで手遊び。4年生に1年生、2年生も混じっています。
(下中)木工室前で虫探し。※スタッフ付き添いの上入っています。
(下右)いっちゃんのものづくり。紙を染めて、次回箱に貼って「宝箱」を作ります。
5月22日、すずかけが年に1度開催する「総会」が行われました。
総会は、過去1年間を総括し、現場スタッフと運営委員(保護者)それぞれから子どもたちの様子や日々の活動、運営や財務、広報、保護者会などについて昨年度の報告が行われると同時に、新年度の保育計画や運営、予算計画の確認と承認、代表・副代表など運営委員の選出など決めなければいけない決議を行う、すずかけにとって大切な会です。
コロナ禍により過去2年間はオンラインのみで行われていた総会ですが、今年は対面で行われ、“久しぶりの”、また3年生以下の保護者にとっては“初めての”対面総会となりました。
総会にはスタッフや保護者だけでなく、来賓として学園理事長や中高校長、小学校の校長・副校長先生方、また日頃からすずかけを支えて下さる「協力会員」の方たちも参加され、すずかけの木がいかにたくさんの方々の関わりと思いの中で成り立っているかを改めて実感します。
当日は、すずかけの木の立ち上げに関わられた平田理事長や伊野小学校副校長先生からも、すずかけ創設にあたって、他校の学童を見学に行ったり、先生方と保護者たちとで熱い議論を幾度となく重ねて「明星の教育理念に沿った学童」を作り上げていった経緯のお話がありました。熱き思いがあり余って時間オーバーする場面もありながら……(笑)、その中でも平田理事長の「総会は、リフレッシュ&リクリエイトの場である」とのお言葉は印象深かったです。
今年は子どもの数が総勢96名とこれまでにない規模となり、新しいスタッフも加わり、保護者の係活動も心機一転、新しい役割分担でのスタートとなりました。
保護者による自主運営組織であるすずかけは、当然ながら毎年運営メンバーが変わっていきます。コロナにより保護者同士の交流もまだ制限されてはいますが、創立当時の保護者の方々の熱い思いをしっかり受け継ぎながら、時代の変化に応じて柔軟にリクリエイトを続け、今年も関わる子どもたち、大人たちすべてにとって楽しいすずかけになりますように!
(3年生保護者)